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唐辛子との違い

高麗人参と唐辛子はどちらも血行促進に効果がある食材です。実際にどちらが優秀かというのは甲乙つけがたいところですが、まずは両者の成分を比較してみたいと思います。

高麗人参の成分

高麗人参には血行を改善するサポニンをはじめ、アミノ酸やペプチドなども含まれています。サポニンは過剰摂取すると危険な成分ですが、高麗人参に含まれている分を摂取するぶんにはまったく問題ありません。具体的な効果としては血管や毛細血管を広げてスムーズな血流を促し、血管が広くなることで血栓が出来にくい身体づくりができます。そうした代謝改善によって身体が冷えなくなり、寒い季節や免疫力が落ちている際の補助食品にも用いられています。その他の効果としては、抗菌作用・抗酸化作用などがあります。

唐辛子の成分

唐辛子の中には辛みを感じるカプサイシンのほかに、ビタミンCカロテンも豊富に含まれています。カプサイシンを摂取すると、脳の中枢神経が刺激され副腎のアドレナリン分泌が活発になります。それによってエネルギー代謝が促進され、脂肪が分解されるようになります。カプサイシンは肥満防止に効果があるだけでなく、身体全体の血流が良くなるので冷え性や体調不良にも効果があります。

季節の変わり目などは気温が変化し体調を崩しやすいですから、日頃から免疫力を鍛えておく必要があります。高麗人参の中のサポニンには、人間の体内にあるリンパ球を活性化して細胞性の免疫を高め、さらには抗体の生成も活発に行われるようになります。唐辛子はあくまで発汗作用や血流の増加を促すものですが、サポニンは細胞レベルの免疫力もしっかりと強化してくれるので、体力の落ちている時期にこそ摂取したい食材です。

普段から冷え性に困っている方はどちらの食材も摂取すればさらに効果的ですし、とにかく汗をかいてダイエットしたい方は唐辛子が良いでしょう。両者それぞれの長所を比較して、自分に合ったものを選択すると良いと思います。

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